梁世傑(りょうせいけつ)

北京大名府留守(長官)。宰相・蔡京の娘婿という血縁により高位に就いているが、実務能力は期待されておらず、危険な最前線となった北京大名府を嫌って開封府で過ごすことが多い。彼のような名ばかりの役職者に代わり、実質的な権限は青蓮寺と軍管区が握っている。

第16巻「馳驟の章」

第4章 地数の星

北京大名府留守として名目上の権威を持つが、梁山泊に二度も占拠された危険な最前線を嫌い、実際には開封府で過ごすことが多い。蔡京の娘婿という立場だけで高位に留まる名ばかりの長官であり、聞煥章や童貫ら青蓮寺・軍管区の実力者たちの会話の中でその存在の空虚さが語られる。

第17巻「朱雀の章」

第1章 天立の星

北京大名府の留守として、高俅が主導する講和工作に苛立ちを見せるが、義父・蔡京の権威を背景に自らの地位に安住する。

第2章 地巧の星

蔡京の偽書簡と私印を携えた戴宗に欺かれ、開封府への帰還という甘い誘惑に乗って双頭山の包囲網を解いてしまう。自ら出陣して梁山泊軍一千を無傷で解放するという大失態を演じ、結果として敵の勢力回復を助ける。

第4章 地捷の星

前章での失態により、蔡京の激しい怒りを買って北京大名府にて謹慎処分を受けている状況が語られる。