徐寧(じょねい)

徐寧。禁軍随一の槍騎兵師範。四代前の祖先が皇帝から賜ったとされる家宝の金鎖の具足「賽唐猊」を何より大切にする名門の武人。実戦を重視した過酷な調練を行う一方、腐敗した軍の風潮に孤立している。

第10巻「濁流の章」

第3章 天祐の星

禁軍の槍騎兵師範として過酷な調練を続けるが、権力者の子弟への容赦ない指導が軍内部での孤立を招く。童貫の計らいで窮地を脱した後、酒場で商人を名乗る孫新と出会う。翌朝、家宝の具足「賽唐猊」が盗まれたことに気づき、浚儀橋でその家宝を侮辱した兵士たちを斬り、追われる身となる。孫新に救われ、張青・孫二娘の隠れ家へ導かれた徐寧は、張青から梁山泊という新たな居場所の存在を告げられ、重大な決断を迫られる。