武松(ぶしょう)
綽名: 行者(ぎょうじゃ) 所属: 梁山泊 初登場: 第2巻 第1章
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第2巻「替天の章」
第1章「天傷の星」
八年にわたる放浪の末、割り切れない思いを抱えながら故郷・寿陽の城郭へと帰還する。かつて恋心を抱いた兄嫁・潘金蓮への未練と、それゆえに荒れていた過去を回想しつつ、自身の存在を打ち消すように酒に溺れる。
第3章「天暗の星」
兄の武大と再会して食事を共にするが、潘金蓮への想いを断ち切ることができず、自分を偽り続ける。激情と酒の勢いに任せた行為が取り返しのつかない悲劇を引き起こし、深い自責の念に囚われる。
第4章「天間の星」
死に場所を求めて山中を彷徨い、崖から身を投げようとするが死にきれず、街道に出没する人食い虎を素手で打ち殺す。立ち寄った寺の和尚に救われ、深い苦悩の中で庫裡に身を寄せる。
第6章「天異の星」
寺まで迎えに来た魯智深にこれまでの過ちを吐露し、再起のために子午山の王進のもとへ向かう。王進の母の慈しみに触れながら、土を揉み畠を耕す静かな修行の日々に身を投じる。
第3巻「輪舞の章」
第5章「地魁の星」
子午山での修行を通じて己を見つめ直し、王進に命じられて訪ねてきた史進と素手で立ち合う。力に頼る史進の棒を拳で叩き折り、強さの本質が武器の威力ではないことを身をもって示して、史進に深い衝撃を与える。
第6章「地好の星」
王進から下山の許可を得て、魯智深とともに寿陽の兄の家を訪れ、過去の因縁に区切りをつけて宋江のもとへ向かう。鄆城で宋江の従者となり、馬の世話や掃除などの雑事をこなしながら、静かに主君を護衛する日々を送り始める。
第7章「天満の星」
宋江の家に出入りする将校の朱仝と交流しつつ、宋江が起こした殺人事件の場に居合わせ、主君と宋清を連れて鄆城を脱出する。逃亡の途上、絶望して死を求める宋清を拳で打ち据え、生きることの苦しさと尊さを説いて彼を立ち直らせる。
第4巻「道蛇の章」
第2章「地鎮の星」
逃亡中の宋江を護衛して南へ向かい、途中の村で驚異的な拳の技で荒くれ者たちを制圧する。この一件を通じて穆弘・穆春兄弟と出会い、彼らの内面に潜む鬱屈したエネルギーを見抜いて『替天行道』の書物を託す。
第3章「地孤の星」
掲陽鎮の李俊の屋敷に身を寄せる。屋敷の庭に、心を病んだ女・公淑のために欅の幼木を運び、それを亡き子の依り代として植える作業を手伝う。
第4章「天寿の星」
宋江とともに江州へ向かう道中で李逵と出会い、彼が虎に母を殺された現場に居合わせる。襲いかかる二頭の虎を李逵とともに打ち倒し、肉親を失った悲しみに暮れる李逵を「弟」として旅の一行に加える。
第5章「天殺の星」
江州の近郊で宋江に付き従い、黒旋風・李逵の野放図な振る舞いを諫めながら、主君の警固役として常に目を光らせる。
第6章「天速の星」
江州の城郭に入り、戴宗や張順といった南方の同志たちと合流する。李逵が張順と水中で争った際は溺れた李逵を救い出し、陸と水のそれぞれの英雄として彼らを認め合わせる仲介役を果たす。