解珍(かいちん)

独竜岡の猟師の長。かつては村の保正だったが祝朝奉の陰謀で地位を奪われ山に隠棲した。二叉槍・点鋼叉の名手で、梁山泊の志に触れて二十五年ぶりに武人としての炎を取り戻す。息子・解宝と共に祝家荘潜入作戦の要となる。

第8巻「青龍の章」

第1章 天暴の星

かつて祝朝奉に村を奪われた屈辱を耐え忍び、猟師の長として隠棲していたが、梁山泊の志に触れて決起を決意する。山を降りてきた魯達を迎え入れ、生肉料理を振る舞いながら語り合い、深い信頼関係を築く。息子の解宝や若い猟師たちの成長を認め、自らも点鋼叉を手に武術の勘を取り戻す。

第3章 天富の星

老いさらばれた「猟犬」を装って祝朝奉の油断を誘い、大量の猪や熊を祝家荘へ運び込む。祝家の屋敷内で孫立一族が軟禁されている状況を知り、内部の動きを冷静に見極める。調理活動を通じて兵たちの懐に入り込み、攪乱の準備を整える。

第5章 地勇の星

猪の暴走に乗じて祝家荘内での武装蜂起を開始し、孫立らと合流して内部から敵を突き崩す。戦後は宋江と対等に語り合い、梁山泊の頭領の一人として認められる風格を示す。山を下りて梁山泊に入り、新たな国家建設の一翼を担う。