皇甫端(こうほたん)

第6巻「烈火の章」

第3章 地狗の星

優れた馬の医師。かつて不貞を働いた妻によって絶望し、易州の牧で酒に溺れる廃人同様の生活を送っていたが、段景住と孟康に救い出され、三日間の過酷な断酒を経て医師としての誇りを取り戻す。梁山泊へ連れ帰られた後は、鄆城近郊の牧で一千頭を超える軍馬を世話し、馬の糞を分析して健康状態を診るなど、馬の個性に合わせた緻密な管理を行う。馬の些細な不調を見逃さない的確な処置により、林冲の騎馬隊の戦力を飛躍的に向上させることに貢献する。

第7巻「烈火の章」

第4章 天勇の星

林冲の軍営で、少華山からの激戦を潜り抜けてきた馬たちの治療にあたり、外傷だけでなく精神的な怯えまでも見抜く。独自の訓練を通じて馬たちのトラウマを克服させ、再び戦場に立てる状態へと回復させる。馬の医師として卓越した技術を披露し、騎馬隊の再編を支える不可欠な専門家として信頼を集める。