魯智深(ろちしん)

綽名: 花和尚(はなおしょう) 所属: 梁山泊 初登場: 第1巻 第1章

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第1巻「曙光の章」

第1章「天罡の星」

禁軍武術師範・王進の前に現れ、禁軍の枠を超えて国全体を変えるという広い視点を持つよう説く。林冲とは旧知の仲であり、各地に点在する同志たちを繋ぎ合わせ、腐敗した朝廷に立ち向かうためのネットワークを構築する中心的な役割を担っている。

第2章「天孤の星」

叛乱の資金源となる「闇の塩の道」を探るため開封府に戻り、商人・盧俊義に接触して協力を持ちかける。林冲からは、王進が史家村で史進という若者を鍛えているという情報を得て、次なる同志候補として関心を寄せる。

第3章「天罪の星」

各地を放浪しながら塩の運び屋・阮小五に接触し、宋江の思想が記された冊子を渡して世を正すための志を語りかける。梁山湖近くの丘で、宋江や晁蓋ら各地のリーダーが集結する場に立ち会い、新しい国造りを目指す「替天行道」の戦いへの結束を強める。

第4章「天雄の星」

滄州へ流刑となる林冲を道中で急襲して救い出し、晁蓋らの合流によって組織が大きく前進している現状を伝える。林冲に新たな任務を託した後は、王進の行方を追い、かつて王進が修行を授けた史進の動向を確認するため再び西へと旅立つ。

第5章「地暴の星」

山中で野盗の鮑旭を制圧して家来とし、彼を連れて子午山に隠棲する王進のもとを訪ねる。王進の現在の境地を尊重して鮑旭を預け、自身は京兆府で晁蓋や武松らと合流し、英傑たちとの親交を深めながら各地の叛乱の芽を見守る。

第6章「天微の星」

史家村の史進を訪ねて師・王進の手紙を届け、無為な日々を過ごす彼に世に出て武術を役立てるよう促す。史進が少華山の賊徒たちと和解して絆を深める過程を導いた後、史進が叛乱の道へ踏み出すよう、あえて官軍の襲撃を誘発する非情な策を講じて去る。

第7章「地囚の星」

梁山湖のほとりで、薬師・薛永を伴って宋江や晁蓋ら首脳陣と合流し、これまでの旅で得た知見を共有する。宋江が掲げた「替天行道」の理念に共鳴し、腐敗した国家に代わる新しい国を創るという大いなる理想に改めて魂を震わせる。

第8章「地霊の星」

鄆城近郊の丘にて、過酷な流刑と脱獄の試練を潜り抜けて戻ってきた林冲を、宋江と共に出迎える。再会を果たした同志の無事を手放しで喜び、梁山泊という確固たる拠点の確立に向けて新たな一歩を共にする。

第2巻「替天の章」

第4章「天間の星」

北京大名府にて商人の盧俊義と接触しつつ、官軍の将校・楊志と出会う。名門の矜持に固執する楊志に対し、腐敗した軍に身を置くことの無意味さと、民が直面している不条理な現実を突きつけ、彼の価値観を激しく揺さぶった。

第5章「地耗の星」

個人的な悲劇に見舞われ自暴自棄となっていた武松を寺で見つけ出し、再生のための旅へと連れ出す。子午山に隠棲する王進のもとを訪ね、武松の身を預けることで、彼が人間としての自分を取り戻す機会を与えた。

第6章「天異の星」

渭州の牢城に囚われた公孫勝を救い出すため、晁蓋の一団と少華山の史進らを結びつける調整役を担う。軍を誘導する策を講じつつ、自らも潜入部隊に加わって牢城の解放を支援し、同志たちのネットワークをより強固なものへと導いた。

第7章「地妖の星」

公孫勝の救出に成功した後、晁蓋や新しく加わった仲間とともに渭州を離脱し、鄆城方面へとむかう。

第8章「地魔の星」

鄆城近郊の街道にて、過酷な試練を乗り越えて帰還した林冲を宋江と共に出迎える。再会を雄叫びをあげて喜び、梁山泊という拠点を中心とした次なる闘いへの展望を共にした。

第3巻「輪舞の章」

第1章「地稽の星」

安丘の曹正の店に現れ、二竜山の賊徒・頳龍の排除と、流浪の身となっていた楊志の勧誘を画策する。軍人としての誇りに固執し苦悩する楊志に対し、二人だけで山寨を落とそうという大胆な策を提案し、彼の心に新たな火を灯した。

第2章「天慧の星」

曹正の芝居によって捕縛されたふりをして二竜山へ潜入し、楊志とともに本拠地を制圧する。乱戦では錫杖を振るって圧倒的な武勇を見せつけ、制圧後は困惑する楊志に山寨の再建を託し、自らは各地の同志を繋ぐべく再び放浪の旅へと出た。

第3章「天機の星」

京兆府にて、かつての同志候補であった武松と再会を果たす。偶然居合わせた晁蓋や呉用、阮小五らと酒を酌み交わし、各地で芽吹きつつある叛乱の火種をいかに梁山泊という一点に結集させるか、それぞれの役割と展望を語り合った。

第4章「地俊の星」

華州の史家村を訪ね、隠棲する師・王進から預かった書状を史進に届ける。少華山の賊徒・陳達が史進に捕らえられた際、仲間を救うべく死を覚悟して現れた朱武らの義気に触れ、独りよがりの強さに酔う史進を諫めつつ、彼らの和解を見守った。

第5章「地魁の星」

精神的に揺らぐ史進を伴って子午山の王進のもとを訪れ、修行に励んでいた武松と再会する。慢心する史進を師に預けて自分を見つめ直させると同時に、迷いを断ち切った武松を連れて下山し、彼に各地の同志を回る新たな任務を託して自身は北の遼へとむかった。

第6章「地好の星」

遼への道中で少華山が官軍の猛攻を受けていることを知り、急ぎ山寨へ戻って朱武らと合流する。戦いには勝利するものの、強さのみを恃み部下を過酷に扱う史進の危うさを危惧し、戦後、彼を真の英傑へと導くために再び師・王進のもとへと連れ出した。