朱貴(しゅき)

第1巻「曙光の章」

第3章 天罪の星

梁山湖のほとりで酒場を営み、山寨の王倫に情報を提供する窓口として機能していることが示された。

第7章 地囚の星

病弱な妻を気遣いながら店を切り盛りしていたが、宋江から「男としての気概が消えた」と指摘を受ける。これにより、自身のこれまでの生き方に疑問を抱き始めることとなった。

第2巻「替天の章」

第2章 地幽の星

病に倒れた妻を救うため、呉用が連れてきた安道全に必死の思いで診察を乞う。林冲と安道全を山寨へ送り込むため、頭領の王倫への仲介役を買って出る。

第5章 地耗の星

最期の時が迫る妻・陳麗を献身的に看病し、宋江が連れてきた閻婆惜に妻を託す。

第8章 地魔の星

晁蓋らの入山を王倫に繋ぎ、新体制の梁山泊では料理人の調練などの後方支援を担う。

第3巻「輪舞の章」

第2章 天慧の星

梁山湖のほとりにある店を守り、梁山泊への出入りの監視と連絡役を担う。任務を終えて帰還した石秀たちが山寨へ渡れるよう、湖面に向けて迎えの合図を送る。

第7章 天満の星

鄆城県を脱出した朱仝が梁山泊への合流を考える際、彼が営む店から船を出してもらう必要があると言及される。人生を捨てたような朱貴独特の雰囲気が、実直な朱仝には苦手な存在として映っている。

第4巻「道蛇の章」

第1章 天退の星

梁山湖のほとりに構えた店を守り、鄆城からの追手や周辺の不穏な動きを監視する拠点としての役割を果たす。

第3章 地孤の星

鄆城県内の同志がいなくなった状況下で、梁山泊にとって数少ない陸側の連絡口として機能し続けている。

第6巻「烈火の章」

第2章 地文の星

梁山泊の酒店の主。秦明や花栄の入山を歓迎する宴において、梁山泊内の断金亭へ赴き厨房の指揮を執って腕を振るう。質素な材料を使いながらも、手の込んだ料理で新しい同志たちを温かくもてなす役割を果たす。

第3章 地狗の星

鄆城近郊の牧においても、林冲の騎馬隊に従う厨房の者たちに味付けや調理法を直接指導する。兵たちに毎日滋養のある食事を摂らせることで、厳しい調練を支える糧食面での重要な貢献を果たす。

第7巻「烈火の章」

第3章 地周の星

梁山湖畔の酒店で宋江を笑顔で迎え、自ら小舟の櫓を漕いで宋江を梁山泊の桟橋へと送り届ける役割を果たす。

第5章 地賊の星

自身の店が梁山泊への唯一の公的な接点であり、情報収集や仲間の集結場所として機能し続けている。彼の作る魚肉の饅頭は、過酷な任務にある時遷らの心の支えとして語られる。