周通(しゅうつう)
第3巻「輪舞の章」
第6章 地好の星
桃花山の副頭目でありながら、曹正の店で働く済仁美に横恋慕し、店で暴れ回る。武松に制圧され、自分が青蓮寺の間者に利用されていたことを思い知らされる。武松によって桃花山へ連れ戻され、李忠とともに孔明の過酷な調練を受けることになる。
第7章 天満の星
二竜山と連携した官軍の輜重隊襲撃に参加し、初めて実戦らしい戦いを経験して自信を深める。その後、桃花山に攻め寄せた三千の官軍に対し、調練で培った戦術を駆使して見事にこれを撃退する。
第4巻「道蛇の章」
第5章 天殺の星
安丘近辺で潜入活動を行う馬桂のもとへ桃花山の副頭目として現れ、彼女が捕らえた青蓮寺の間者を引き取る。秘密裏に行われたこの接触により、馬桂が梁山泊側の間者として完全に信頼を取り戻すための手助けを果たす。二竜山の楊志を補佐する一方で、組織の安全を守るための実務的な暗闘に貢献している。
第5巻「玄武の章」
第3章 地会の星
桃花山の守備を任されていたが、楊志暗殺の報を受けて現場に急行し、石秀と共に遺体の搬送や梁山泊への急報を指揮する。自らの山寨に戻った後は、不安に震えながらも楊志の教えを必死に反芻し、六百の兵を前に梁山泊の誇りを忘れるなと鼓舞して籠城の覚悟を決める。
第4章 地空の星
桃花山に迫る官軍に対し、落とし穴や石を落とす罠を駆使して粘り強い防衛戦を展開する。官軍が防壁を破りかけた際、自ら小人数を率いて決死の反撃を試みるが、激戦の末に敵兵によって討ち取られる。
第6巻「烈火の章」
第1章 地闊の星
桃花山を守り抜くための闘いの中で命を落としたことが報じられ、宋江はその死を楊志や石秀とともに深く惜しむ。
第3章 地狗の星
桃花山の大隊長として死の間際、段景住を次の指揮官に指名した壮絶な最期が回想される。
第4章 天猛の星
清風山での軍議において、官軍の攻勢によって犠牲となった主要な頭目の一人として名が挙げられ、その死が梁山泊側の防衛戦略をより強固なものにする。
第7巻「烈火の章」
第1章 地伏の星
桃花山に押し寄せた官軍の手から拠点を守り抜き、戦死したことが回想される。
第3章 地周の星
梁山泊の聚義庁に掲げられた名札の中で、楊志や石秀らとともに戦没した同志としてその名が刻まれている。宋江は彼の名を含む赤い名札を読み上げ、これから始まる「替天行道」の戦いの厳しさを改めて噛みしめる。