張平(ちょうへい)

張横の次男。幼くして身につけた盗癖に苦しみ父を絶望させるが、子午山で王進・楊令と出会い、自らを鍛え直す道を歩み始める少年。

第14巻「爪牙の章」

第2章 天平の星

父・張横に伴われて旅に出るが、開封府や道中で巧妙な盗みを繰り返し、父に心中で刺し違えることまで考えさせるほど絶望を与える。石梯山で武松の荷を盗もうとして李逵に捕らえられ、板斧で威嚇されてもなお睨み返すほどの強情さを見せる。連れてこられた子午山にて、楊令の優しさと王進の底知れぬ器量に触れる。初めて撫でた馬の温もりに心を動かされ、父と別れて山に残り、自らを鍛え直す最初の一歩を踏み出す。