鄧飛(とうひ)

第4巻「道蛇の章」

第5章 天殺の星

消息を絶った魯智深の安否を案じ、飲馬川の山寨から独り女真族の土地へと捜索の旅に向かったことが報告される。賊徒の頭目でありながら、かつて語り合った魯智深に心酔し、命の危険を顧みず異国の極寒の地へ足を踏み入れる。時遷ら梁山泊側の捜索隊とも連携を図ろうとするが、深い忠義心から単独での行動を続ける。

第5巻「玄武の章」

第3章 地会の星

魯智深救出のために単身で女真族の地へ潜入し、物乞いや汲み取り屋に扮して彼の幽閉先を突き止める。自らの手首を切り落として鎖を外した魯智深を支え、城壁を越え、小舟で荒れ狂う海を渡り切る壮絶な逃避行を完遂する。柴進の船に救出されるまで不眠不休で櫓を漕ぎ続け、魯智深を護り抜く不屈の精神を見せる。

第4章 地空の星

滄州の柴進の屋敷で安道全の鍼治療を受け、酷使しすぎたために固まっていた両手の指の自由を回復する。魯智深が「魯達」として再起する様子を見守り、彼との間に深まった絆を再確認する。

第6巻「烈火の章」

第5章 地劣の星

飲馬川の仲間とともに双頭山に合流するが、当初は集団での規律ある調練に馴染めず、浮いた存在となる。雷横から鏡や灯火を使った通信任務を命じられ、独自の符牒を作り上げるなど意外な才能を発揮する。その後、致死軍を率いて現れた劉唐に見込まれ、特殊部隊「飛竜軍」の副官として新たな役割を与えられる。

第7巻「烈火の章」

第2章 地理の星

劉唐とともに飛竜軍の先遣隊として現れ、宋江たちが籠る山が火攻めに遭う光景を見て憤る。

第3章 地周の星

宋江の脱出行に付き従い、官軍の猛追をかわしながら宋江を安全な地へと送り届けるために奮闘する。

第5章 地賊の星

李俊や孟康とともに遼の国境へ出動し、かつて賊として培った経験を活かして二千頭の名馬を梁山泊へ運び込むことに成功する。官軍の追撃を振り切りながら馬群を率いる、困難な兵站任務を見事に完遂する。