馬桂(ばけい)

第1巻「曙光の章」

第2章 天孤の星

閻婆惜の母として、登場人物欄に記載されている。

第7章 地囚の星

娘と共に宋江に引き取られ、亡夫の閻新から受け継いだ遊芸人の一座を率いて旅を続けている。宋江の間者として、各地の情報を集める重要な活動に従事している。

第2巻「替天の章」

第5章 地耗の星

閻婆惜の母であり、亡き夫の閻新から受け継いだ遊芸人の一座を率いて各地を旅していた。宋江の間者として、開封府の青蓮寺の動向を探る重要な任務を担っていた。しかし、青蓮寺の防備は極めて堅く、旅芸人を装った潜入だけでは詳細な情報を得られず苦闘している様子が語られた。

第3巻「輪舞の章」

第4章 地俊の星

閻婆惜の母であり、旅芸人の一座を率いて全国を回り、各地の情勢を収集して宋江に報告する間者を務める。

第4巻「道蛇の章」

第2章 地鎮の星

閻婆惜の母親であり、旅芸人の一座を率いる間者としての素性を見抜いた李富によって、組織の切り崩しの標的とされる。

第3章 地孤の星

娘の死を知って鄆城に戻り、李富の巧妙な「同情」と洗脳された唐牛児の嘘に欺かれ、宋江への憎しみを深める。一人きりになった絶望の中で、自分に安らぎを与える李富に心を開き始め、彼の用意した開封府の家に入ることを決意する。

第6章 天速の星

李富と深い関係になりながらも、梁山泊側の間者を装って楊志の家族に近づくという、二重スパイとしての過酷な任務に身を投じる。安丘で興行を行いながら楊志の妻・済仁美の信頼を得て、青蓮寺の計略を有利に進めるための足場を築く。

第5巻「玄武の章」

第2章 地闘の星

安丘で旅芸人の一座を率い、楊志の妻である済仁美や息子の楊令に巧みに近づいて親交を深める。その正体は青蓮寺の李富の協力者であり、情愛を交わす李富のために楊志暗殺の手掛かりを探る密偵として暗躍する。済仁美の外出予定を青い布の合図で王和に知らせるなど、周到に計画を進めていく。

第3章 地会の星

間者の元締めである時遷と面会し、梁山泊側の間諜としての顔を保ちつつ、巧みに嘘を重ねて自身の不穏な動きを隠し通す。楊令の匂いを覚えた白い巨犬・白嵐を解き放ち、自らもその後を追うことで楊志たちが潜む隠れ家を特定する。愛する李富を苦悩から解放したいという一心で、王和率いる闇の軍を楊志のいる庵へと導く役割を果たす。

第6巻「烈火の章」

第2章 地文の星

旅芸人の一座を率いながら、青蓮寺の李富と開封府で密会を重ね、情欲に溺れるふりをしながら呉用暗殺の機会を窺う。

第4章 天猛の星

李富の命を受け、梁山泊に近い済州や鄆城へと移動する。梁山泊側には官軍の動向を探る間者と思わせつつ、実際には呉用を城外へ誘い出し殺害するための布石として、青蓮寺の謀略に加担する。

第5章 地劣の星

呉用が鄆城に現れる可能性を李富に報告する。青蓮寺の参謀・聞煥章の冷徹な戦略により、宋江捕縛作戦と連動した重要な刺客として、自身も使い捨てにされる危うさを孕みながら呉用暗殺の実行を期待される。

第7巻「烈火の章」

第1章 地伏の星

呉用を誘い出すための暗殺計画の道具として、青蓮寺の李富らに利用される。かつて梁山泊の間諜であった過去を持ちながら、現在は復讐のために利用される危うい立場にある。

第5章 地賊の星

鄆城に留まり続け、呉用が現れるのを待ち構えるが、正体を見抜いた時遷の襲撃を受ける。楊令になついていた白い犬「白嵐」に楊志の跡を追わせ、暗殺を手引きした事実を認める。志よりも個人の情愛を優先させた結果、潜んでいた何者かの手によって時遷が刺される瞬間を目の当たりにする。