穆紹(むしょう)

第4巻「道蛇の章」

第2章 地鎮の星

穆家村の保正として、旅の途上にある宋江と武松を快く屋敷に迎え入れる。乱暴者に育った息子たちの将来を案じつつ、自らは毎朝の田畠の見回りを日課とし、土に親しむ生活の中に孤独を癒やす豊かさを見出している。役人が宋江を捕らえに来た際は、老練な立ち回りと役人への賄賂によって事態を円満に収め、村に波風を立てぬよう配慮する。出立する宋江に対し、自らも本格的に土を耕す生活に入ると語り、再会を期して一礼を交わす。