宋太公(そうたいこう)

済州宋家村の元名主で、宋江・宋清兄弟の父。息子たちが梁山泊へ入ったことで義絶の形をとり、一人で土地を耕して静かに暮らしている。

第13巻「白虎の章」

第1章 天剣の星

聞煥章による梁山泊切り崩しのための標的として、その動向を刺客の呂牛に探られることになる。冬の宋家村では他者の助けを頑なに拒み、自らを罰するかのように過酷な自給自足の生活を送っていたが、密かに護衛につく武松・李逵の存在にはまだ気づいていない。

第4章 地飛の星

済州の宋家村において、正体を隠して護衛にあたる武松と李逵に守られながら、静かに畠を耕す余生を過ごす。最初は頑なに他人の助けを拒んでいたが、李逵の純粋な献身に次第に心を許し、彼を実の息子のように慈しむようになった。高廉が放った刺客の襲撃を受けるも、武松らの働きにより穏やかな日常を守り抜かれる。老いによる死期を悟り、土に還ることを願いながら、自ら育てた元気な野菜に囲まれて安らかな最期を迎えた。その遺志は、武松らが持ち帰った畠の土とともに、梁山泊の息子である宋江と宋清へと届けられた。