陳麗(ちんれい)
第1巻「曙光の章」
第2章 天孤の星
朱貴の妻であり、以前は店の仕事を手伝っていた。しかし二年前から原因不明の体調不良で寝込むことが多くなり、献身的な夫の介抱を受けていた。病床にありながら、朱貴の精神的な支えとなっていた。
第7章 地囚の星
朱貴から深く愛されている存在である。宋江が彼女を見舞うために閻婆惜を派遣したことが、朱貴の運命を変える一つの要因となった。彼女の存在が、周囲の人間関係や志の結束に影響を与えた。
第2巻「替天の章」
第2章 地幽の星
朱貴の若く美しい妻であり、二年前から原因不明の重病で寝込んでいた。安道全の診断により不治の血の病であることが判明したが、彼の処置によって一時的に熱が下がり、笑顔を見せるまで回復した。余命半年と宣告されながらも、夫に見守られながら穏やかな日々を過ごしはじめた。
第6章 天異の星
再び容体が悪化し、呉用が朱貴の店に駆けつける事態となった。安道全や薛永の献身的な治療が続けられたが、病の進行を止めることはできなかった。死期を悟りつつも、自分亡きあとの夫の志を支えるために、宋江の妾である閻婆惜に会いたいと願った。
第7章 地妖の星
最期の時を迎え、駆けつけた閻婆惜に看取られながら、朱貴の腕の中で静かに息を引き取った。自分の死が夫の新たな門出になることを確信し、安心して旅立っていった。彼女の死は阮小五を通じて宋江に伝えられ、朱貴が梁山泊の一員として立ち上がる大きな転換点となった。