<?xml version="1.0" encoding="utf-8" standalone="yes"?><rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"><channel><title>第1章 地闊の星 :: 水滸伝 読破ガイド</title><link>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/index.html</link><description/><generator>Hugo</generator><language>ja</language><copyright>水滸伝 読破ガイド</copyright><atom:link href="https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/index.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/><item><title>第1節 - 欧鵬</title><link>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-01/index.html</link><pubDate>Mon, 01 Jan 0001 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-01/index.html</guid><description>この節の概要 流浪の身であった欧鵬が、宋江、武松、李逵の三名と遭遇する場面から物語が始まる。欧鵬は李逵によって一方的に打ち据えられ、宋江からは「人殺しの盗っ人」として冷淡に突き放される。圧倒的な武力を持つ武松と李逵、そしてそれらを従える宋江という男の存在感に、欧鵬は強い衝撃を受ける。三名が立ち去った後も、欧鵬は自らの意地を通すため、満身創痍の体を引きずりながら彼らの後を追い始める。自らをただの賊と断じた宋江に、自らの殺人の正当性や存在価値を認めさせたいという衝動が、彼を未知なる道へと駆り立てる。
主要人物 欧鵬（おうほう）
綽名：摩雲金翅（まうんきんし） 所属：その他 役割：流浪の男（元軍人） 初登場：第6巻 第1章 第1節 元は守備軍の軍人であったが、上官を殺して出奔し、黄門山で盗賊に身を落としていた経歴を持つ。武術、特に槍の扱いに長けており、並の用心棒相手なら容易に退ける実力を持つが、真の豪傑たちの前では無力さを晒す。誇り高く、自分を単なる人殺し扱いする宋江に対して強い反発と執着を抱く。 宋江（そうこう）
綽名：及時雨（ぎゅうじう） 所属：梁山泊 役割：梁山泊の頭領 初登場：第1巻 第1章 第4節 元は鄆城県の小役人。腐敗した世を正す志を抱き、全国の英雄たちを束ねて梁山泊に拠点を築いた。一見弱そうに見えるが、武松や李逵といった猛者たちを心服させる不思議な器量と、志のない者への冷徹な一面を併せ持つ。 武松（ぶしょう）
綽名：行者（ぎょうじゃ） 所属：梁山泊 役割：宋江の従者・拳の達人 初登場：第1巻 第1章 第4節 素手で虎を殴り殺した伝説を持つ、並外れた膂力と技の持ち主。凄惨な過去を経て、現在は宋江の護衛として旅を共にしている。欧鵬の不意打ちを李逵が笑って受け流す様子を冷静に見守るなど、圧倒的な余裕を感じさせる。 李逵（りき）
綽名：黒旋風（こくせんぷう） 所属：梁山泊 役割：宋江の従者・剛腕の戦士 初登場：第4巻 第6章 第1節 宋江を「兄貴」と慕い、その敵対者には容赦なく拳を振るう巨漢。欧鵬のパンチを「石でも殴ったよう」と思わせる頑強な肉体を持ち、相手を徹底的に打ちのめす残虐性と純粋さを持つ。 登場人物の関係 graph LR 宋江 ---|主従| 武松 宋江 ---|主従| 李逵 武松 ---|義兄弟| 李逵 李逵 --&gt;|敵対| 欧鵬 欧鵬 --&gt;|憧憬| 宋江 宋江 --&gt;|監視| 欧鵬 地名・拠点 名称 種類 説明 街道（かいどう） 道 宋江一行が移動している道。周囲には人家がなく、欧鵬のような追い剥ぎ紛いの賊が出没する寂れた場所。 🗺 宋代 用語リスト 用語 読み 説明 盗っ人 ぬすっと 定まった職を持たず、略奪や盗みを働く者。本作では、志を持って官軍と戦う者と、単なる略奪者を区別する言葉として使われる。 及時雨 ぎゅうじう 宋江の綽名。日照りの時に降る恵みの雨のように、困窮した人々に救いの手を差し伸べることから名付けられた。 歴史・文化背景 北宋末期、地方の軍隊は腐敗し、欧鵬のように上官とのトラブルから軍を脱走して賊となるケースは少なくなかった。しかし、単なる賊は民衆からも蔑まれる存在であった。宋江が欧鵬を「盗っ人」と呼んで拒絶するのは、梁山泊が掲げる「替天行道（天に替わりて道を行う）」という大義が、単なる私欲による略奪とは一線を画すものであるというプライドの現れでもある。</description></item><item><title>第2節 - 宋江</title><link>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-02/index.html</link><pubDate>Mon, 01 Jan 0001 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-02/index.html</guid><description>この節の概要 江州での激闘を終え、宋江は武松と李逵を連れて徒歩での旅を続けている。宋江の脳裏には、魯智深の生還という朗報と、楊志ら同志たちの死という重い現実が交錯していた。一行の後ろには、前節で李逵に打ちのめされた欧鵬が、飢えに耐えながら執拗につき従ってくる。李逵の激しい挑発や冷遇にも屈せず、欧鵬はついに宋江の前で自らの過去の「嘘」を告白し始める。かつて上官を殺した理由を美化していた自分を恥じ、ただの人殺しとしての正当性を宋江に問う欧鵬に対し、宋江は静かにその言葉を受け止める。
主要人物 宋江（そうこう）
綽名：及時雨（ぎゅうじう） 所属：梁山泊 役割：梁山泊の頭領 初登場：第1巻 第1章 第4節 元は鄆城県の小役人。腐敗した世を正すべく、全国の豪傑を糾合して梁山泊を一大勢力に育て上げた。現在は自ら徒歩で各地を巡り、民と同じ視線で世のありようを見つめ直している。深い包容力を持つ一方で、志なき者には冷徹な一面も見せる。 武松（ぶしょう）
綽名：行者（ぎょうじゃ） 所属：梁山泊 役割：宋江の従者・守護役 初登場：第1巻 第1章 第4節 素手で虎を撲殺した伝説を持つ、並外れた武勇の持ち主。旅路では宋江の世話を焼きつつ、周囲の状況を冷静に観察している。宋江を「父」のように慕い、李逵を「弟」のように扱う。 李逵（りき）
綽名：黒旋風（こくせんぷう） 所属：梁山泊 役割：宋江の従者 初登場：第4巻 第6章 第1節 宋江を「兄貴」と崇拝し、猪突猛進する巨漢。嘘を極端に嫌い、不誠実な相手には容赦なく暴力的な言葉を浴びせる。一方で料理が得意という意外な一面を持ち、旅先で手に入れた食材で宋江に食事を振る舞う。 欧鵬（おうほう）
綽名：摩雲金翅（まうんきんし） 所属：その他 役割：流浪の男（元軍人） 初登場：第6巻 第1章 第1節 元守備軍の兵士。上官を殺害して逃亡し、賊に身を落としていた。当初は己の殺人を義憤によるものと称していたが、宋江の存在感に圧倒され、自らの「嘘」を告白するために一行を追い続ける。 登場人物の関係 graph LR 宋江 ---|主従| 武松 宋江 ---|主従| 李逵 武松 ---|義兄弟| 李逵 欧鵬 --&gt;|憧憬| 宋江 李逵 --&gt;|敵対| 欧鵬 武松 --&gt;|監視| 欧鵬 地名・拠点 名称 種類 説明 街道（かいどう） 道 宋江一行が江州を離れ、次なる目的地へと向かって歩き続けている寂れた道。 🗺 宋代 用語リスト 用語 読み 説明 生還 せいかん 死地から生きて戻ること。この節では、女真族の地へ消えた魯智深が滄州の柴進のもとへ戻ったことを指す。 鉄鍬 てっしゅう 陶宗旺が武器として遣う鍬。宋江の回想の中で、かつての農民としての誇りを象徴する道具として言及される。 歴史・文化背景 北宋時代、兵士の徴発は強制的に行われることも少なくなく、若者が無理やり軍に入れられるケースも多かった。欧鵬が16歳で兵士になったという経緯は、当時の軍隊の底辺にある過酷な実態を反映している。兵士が軍の不当な扱いに対して上官を殺害し、脱走して賊になるケースは、本作における多くの好漢たちの共通の背景となっている。</description></item><item><title>第3節 - 魯達</title><link>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-03/index.html</link><pubDate>Mon, 01 Jan 0001 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-03/index.html</guid><description>この節の概要 北京大名府の盧俊義の屋敷にて、女真の地から生還した魯達（元の魯智深）と、青州軍の将校であり梁山泊の同志でもある花栄が密談を行う。楊志という巨大な武人を失った梁山泊は、二竜山などの拠点を維持するため、青州軍の猛将・秦明を新たな同志として引き込もうと画策する。魯達は、高潔な秦明を落とすためにはあえて「騙し」や「罠」といった卑劣な手段も辞さないと主張し、かつての清廉な僧としての立場を捨てて自ら手を穢す役割を担う覚悟を見せる。深夜に帰宅した盧俊義も加わり、塩の道の維持や双頭山といった新拠点の状況、飛脚屋の充実について情報が共有される。梁山泊の専門職である蕭譲や金大堅の技術を駆使した「偽造書簡」による謀略が具体的に練られ、秦明を孤立させて梁山泊へ追い込む計画が動き出す。
主要人物 魯達（ろたつ）
綽名：なし（かつての綽名は花和尚） 所属：梁山泊 役割：梁山泊の同志 初登場：第1巻 第1章 第4節（魯智深として） かつては五台山の僧・魯智深として活動していたが、女真の地での過酷な幽囚生活を経て生還した。左腕を自ら切り落とし、髪と髭を蓄えて名を「魯達」と改めている。梁山泊の大義のためには裏切りや騙し合いといった「穢れ仕事」を自ら引き受ける非情な覚悟を抱くようになった。 花栄（かえい）
綽名：小李広（しょうりこう） 所属：官軍（青州軍） 役割：青州軍将校／梁山泊の同志 初登場：第1巻 第1章 第4節 青州軍の有力な将校でありながら宋江に心酔し、梁山泊に協力している。楊志の死に強い衝撃を受けており、潔癖な武人気質を持つ。尊敬する上官・秦明将軍を罠に嵌めて梁山泊に引き込もうとする魯達のやり方に強い抵抗と恐怖を感じている。 盧俊義（ろしゅんぎ）
綽名：玉麒麟（ぎょくきりん） 所属：梁山泊 役割：梁山泊の重鎮（財政・兵站担当） 初登場：第1巻 第1章 第4節 北京大名府の豪商であり、梁山泊の活動を資金と「塩の道」で支える実力者。晁蓋が梁山泊に入ってからの急激な情勢変化にも冷静に対応している。魯達の変貌を「生還してからの境地」と理解し、秦明を謀反の罪に陥れる謀略を合理的に評価して採用する。 燕青（えんせい）
綽名：なし 所属：梁山泊 役割：盧俊義の従者 初登場：第1巻 第2章 第1節 幼いころから盧俊義の家で育ち、実の息子同然に扱われている美しい青年。主人の身の回りの世話から密談の場での給仕まで完璧にこなし、巨漢の魯達を軽々と抱え上げるほどの膂力も備えている。 登場人物の関係 graph LR 魯達 ---|同志| 花栄 魯達 ---|同志| 盧俊義 花栄 ---|同志| 盧俊義 盧俊義 --&gt;|主従| 燕青 魯達 ---|友| 燕青 花栄 --&gt;|信頼| 秦明 魯達 --&gt;|利用| 秦明 盧俊義 ---|信頼| 魯達 地名・拠点 名称 種類 説明 北京大名府（ほけいだめいふ） 都市 北宋の四京のひとつで、盧俊義の本拠地。 盧俊義の屋敷（ろしゅんぎのやしき） 拠点 北京大名府にある盧俊義の邸宅で、梁山泊の重要人物たちが密談を行う秘密の拠点。 双頭山（そうとうざん） 拠点 呉用が新設した山寨で、宋江の弟・宋清が入っている。 二龍山（にりゅうざん） 山寨 かつて楊志が守っていた拠点。秦明と花栄の二人が揃って初めて楊志の代わりが務まると魯達は考えている。 🗺 宋代 用語リスト 用語 読み 説明 塩の道 しおのみち 盧俊義が構築した、梁山泊を支える闇の塩の流通網。 蕭譲・金大堅 しょうじょう・きんだいけん 梁山泊に所属する書家と印鑑師。偽造書簡による謀略工作の要となる専門職。 歴史・文化背景 北宋時代、書簡や印鑑は身分証明や意思伝達において絶対的な信頼性を誇っていた。梁山泊に加わった蕭譲（書家）や金大堅（印鑑師）といった専門職の技能は、現代における高度な偽造工作に匹敵し、敵将を謀反の罪に陥れるための強力な謀略手段として活用された。</description></item><item><title>第4節 - 欧鵬</title><link>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-04/index.html</link><pubDate>Mon, 01 Jan 0001 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-04/index.html</guid><description>この節の概要 陝州を過ぎ、北へ進む宋江一行に加わった欧鵬は、行く手に待ち構える賞金稼ぎの脅威を警告する。その男は「鉄笛仙」と呼ばれ、西京河南府から京兆府にかけての街道を避けて山道を行く罪人を執拗に狙う冷酷な人物だという。しかし、宋江は自らの志である「替天行道」を胸に、あえて危険な道を避けることを拒絶する。世の不条理やそこに生きる様々な立場の人々をその眼で直接見るため、痛む足を引きずりながらも進む覚悟を固めている。旅の二日目、武松と李逵は姿の見えない尾行の気配を察知し、一行に静かな緊張が走る。三日目に入ると山道はさらに険しくなり、岩の多い地勢へと足を踏み入れていく。
主要人物 宋江（そうこう）
綽名：及時雨（ぎゅうじう） 所属：梁山泊 役割：梁山泊の首領 初登場：第1巻 第1章 第4節 元は鄆城県の小役人。腐敗した世を正す志を抱き、全国の英雄たちを糾合して梁山泊を一大勢力に育て上げた。自ら徒歩で各地を巡り、民と同じ視線で世のありようを見つめ直している。深い包容力を持つ一方で、志のためには危険をも厭わない強固な意志を秘めている。 欧鵬（おうほう）
綽名：摩雲金翅（まうんきんし） 所属：その他（梁山泊志願） 役割：宋江の旅の同行者 初登場：第6巻 第1章 第1節 元守備軍の軍人で上官を殺して出奔した過去を持つ。宋江の存在感に圧倒されて一行に加わり、実直な性格で宋江の身の安全を案じて熱心に忠告を行う。 武松（ぶしょう）
綽名：行者（ぎょうじゃ） 所属：梁山泊 役割：宋江の護衛 初登場：第1巻 第1章 第4節 素手で虎を撲殺した伝説を持つ豪傑。王進の下での修行を経てゆったりとした風格を湛え、目に見えない尾行の気配をいち早く察知する鋭い感覚を持つ。 李逵（りき）
綽名：黒旋風（こくせんぷう） 所属：梁山泊 役割：宋江の護衛 初登場：第4巻 第6章 第1節 宋江を兄貴と崇める巨漢の戦士。直情的だが護衛の役目は果たしており、尾行に気づくと即座に武器を構える警戒心も見せる。 登場人物の関係 graph LR 宋江 ---|同志| 欧鵬 宋江 ---|主従| 武松 宋江 ---|主従| 李逵 武松 ---|義兄弟| 李逵 武松 --&gt;|監視| 欧鵬 欧鵬 --&gt;|信頼| 宋江 地名・拠点 名称 種類 説明 陝州（せんしゅう） 州 宋江一行が通過した場所。 西京河南府（せいきょうかなんふ） 都市 現在の洛陽。官軍の警備が比較的厳重な地域として言及される。 京兆府（けいちょうふ） 都市 現在の長安。この近辺の街道は逃亡者が避け、山道に逃げ込むことが多い。 🗺 宋代 用語リスト 用語 読み 説明 鉄笛仙 てってきせん この地を縄張りとする賞金稼ぎ。街道を避けて山道を行く罪人を執拗に狙う、恐れられた人物。 替天行道 たいてんぎょうどう 天に替わりて道を行う、という梁山泊の旗印。宋江はこの志を胸に、あえて険路を選んで進む。 歴史・文化背景 北宋末期の地方では、官軍の統制が及ばない地域において賞金稼ぎが独自の勢力を持っていた。彼らは役所と連携し、あるいは独自の連絡網を駆使して罪人を追い詰める、半官半民の治安維持組織のような側面も持っていた。</description></item><item><title>第5節 - 朱仝</title><link>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-05/index.html</link><pubDate>Mon, 01 Jan 0001 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-05/index.html</guid><description>この節の概要 双頭山の守備と兵の調練を任された朱仝と雷横が、実戦を通じた部隊の強化を模索する場面から始まる。官軍の圧倒的な規模と根深い腐敗を知り尽くした二人は、自分たちの兵が「単なる賊」ではなく「梁山泊の軍隊」として機能するために、あえて近隣の城郭への奇襲を決断する。宋江の弟である宋清が物資全般の管理を担当し、兵站の整備に奔走する中で、朱仝は五百の兵を率いて実戦へと繰り出す。この戦いを通じて、二人は官軍の底力の深さを再認識しつつ、梁山泊の将校としての自覚を深めていく。
主要人物 朱仝（しゅどう）
綽名：美髯公（びぜんこう） 所属：梁山泊 役割：双頭山指揮官 初登場：第1巻 第1章 第1節 元は鄆城県の騎兵隊長。禁軍時代に激しすぎる調練で疎まれ地方へ飛ばされた経歴を持つ。義理堅く、宋江や雷横とは深い信頼関係にある。現在は梁山泊の将校として、かつての自分たちの立場であった官軍を客観的に見つめ直し、兵を精強に鍛え上げることに心血を注いでいる。 雷横（らいおう）
綽名：挿翅虎（そうしこ） 所属：梁山泊 役割：双頭山指揮官 初登場：第1巻 第1章 第4節 元は鄆城県の歩兵部隊将校。宋江を慕って梁山泊に加わり、朱仝とともに双頭山の防衛と兵の調練を担当する。実戦を重視する武人気質で、官軍の懐の深さを知りつつも自軍を精強に仕上げることを己の使命と確信している。 宋清（そうせい）
綽名：地俊星（ちしゅんせい） 所属：梁山泊 役割：双頭山兵站・物資管理責任者 初登場：第3巻 第4章 第1節 宋江の弟。かつては宋家村の保正を務めていた。武芸よりも事務や物流の管理能力に長けており、双頭山の物資・兵糧・武器の管理を一手に引き受けている。痩身で無表情だが不眠不休で働く勤勉さを持ち、組織の運営に欠かせない裏方としての才を発揮している。 登場人物の関係 graph LR 朱仝 ---|同志| 雷横 朱仝 ---|同志| 宋清 雷横 ---|同志| 宋清 朱仝 --&gt;|信頼| 宋江 雷横 --&gt;|信頼| 宋江 宋清 ---|兄弟| 宋江 地名・拠点 名称 種類 説明 双頭山（そうとうざん） 拠点 呉用が北に新設した山寨。宋清が物資管理を行い、朱仝・雷横が兵を鍛える、北の重要拠点。 🗺 宋代 用語リスト 用語 読み 説明 兵站 へいたん 軍の戦闘力を維持するための物資や食料の補給路・管理。宋清がこの分野で非凡な才能を発揮している。 禁軍 きんぐん 皇帝を直接守護する近衛軍。官軍の主力だが、腐敗が進んでいる。 歴史・文化背景 北宋末期の軍制において、地方軍の将校は常に中央の禁軍に対する不満や劣等感を抱えていた。朱仝や雷横のような有能な地方将校が正規の命令系統から離脱し、「理想の軍」を作り上げようとする姿勢は、当時の体制に対する強烈な批判となっている。武器や馬を自前で調達・管理するという行為は、一勢力が「国」として独立するための必須条件でもあった。</description></item><item><title>第6節 - 宋江</title><link>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-06/index.html</link><pubDate>Mon, 01 Jan 0001 00:00:00 +0000</pubDate><guid>https://suikoden-guide.com/volumes/vol-06/ch-01/sec-06/index.html</guid><description>この節の概要 宋江一行は、賞金稼ぎであった馬麟を加え、武松の案内で目的地である子午山へと向かう。かつて林冲や魯智深からその名を聞いていた元禁軍武術師範・王進との面会が、宋江の大きな目的であった。一行は険しい山道を越え、俗世から離れた清々しい山中で、王進とその母、そして修行中の史進や鮑旭と再会する。宋江は、土を耕し焼物を焼く静かな生活の中で、武人たちがどのように自分自身を見つめ直したのかを肌で感じる。王進との対話を経て、宋江は史進を少華山へと戻し、頑なに心を閉ざした馬麟を王進に託す決断を下す。
主要人物 王進（おうしん）
綽名：なし 所属：その他 役割：元禁軍武術師範・隠士 初登場：第1巻 第1章 第1節 かつて開封府で禁軍武術師範を務めていたが、高俅の不当な圧力を受け逃亡した。史進に武術を授けた後、老母とともに子午山に隠棲し、農耕と焼物を通じて武の真理を求めている。覇気と威厳を湛えつつも、道に迷う好漢たちを深い慈しみで受け入れる器を持つ。 史進（ししん）
綽名：九紋竜（くもんりゅう） 所属：梁山泊（少華山） 役割：少華山の頭領 初登場：第1巻 第1章 第4節 華州史家村の保正の息子。全身に九匹の竜の入墨を持つ。少華山の頭領として戦っていたが、魯智深の勧めで子午山にて再修行を積んでいた。修行を経て「強さの傲慢」を脱し、人としての幅を広げたことで再び同志のために戦う決意を固める。 馬麟（ばりん）
綽名：鉄笛仙（てってきせん） 所属：その他 役割：賞金稼ぎ（宋江の旅の同行者） 初登場：第6巻 第1章 第4節 笛の名手であり、街道を避ける罪人を狩る冷酷な賞金稼ぎであった。宋江一行に加わった後も極端に口数が少なく、頑なに心を閉ざしている。宋江はその内面の傷を見抜き、更生させるために王進のもとに預けることを決める。 鮑旭（ほうきょく）
綽名：喪門神（そうもんしん） 所属：その他 役割：王進の従者・弟子 初登場：第1巻 第5章 第1節 元は殺人を厭わない凶悪な盗っ人であったが、魯智深により王進のもとへ連れてこられた。子午山での生活を通じて以前の凶暴さが消え、清々しい佇まいを見せるまでに更生した。現在は王進母子に献身的に仕え、農耕や書物を通じて人間らしさを取り戻している。 登場人物の関係 graph LR 王進 ---|師弟| 武松 王進 ---|師弟| 史進 王進 ---|師弟| 鮑旭 宋江 ---|主従| 武松 宋江 ---|信頼| 王進 宋江 --&gt;|託す| 馬麟 史進 ---|信頼| 宋江 武松 ---|友| 鮑旭 地名・拠点 名称 種類 説明 子午山（しごさん） 拠点 坊州にある山。王進が老母とともに隠棲している場所。深い霧と谷川に囲まれた清々しい「再生の地」として描かれる。 少華山（しょうかざん） 拠点 華州にある山寨。史進がかつて頭領を務め、現在は朱武らが守る梁山泊の重要拠点。 🗺 宋代 用語リスト 用語 読み 説明 逆鱗 げきりん 竜の喉元に一枚だけ逆さまに生えているという鱗。史進は全身の九匹の竜を「許せない九つの事象」への戒めとして刻んでいる。 窯場 かまば 焼物を焼くための場所。子午山では土を揉み器を焼くことが、心のかたちを整える修行の一環となっている。 歴史・文化背景 北宋時代、官職を追われた者が山中に隠棲し、農耕や読書に耽る「晴耕雨読」の生活は、隠士としての徳を示すものとされた。王進が武術だけでなく焼物や農耕を弟子に課すのは、単なる技の習得を超えた「精神の修養」を重視する中国伝統の武道観を反映している。身体への入墨は当時の無頼漢や兵士の間で広まっており、史進の「九紋竜」は特に有名な意匠である。</description></item></channel></rss>